岩本宇司展 - 線の話・面の話 -
“素材に対し、空間に対して何ができるのか”
福井県在住の美術家 岩本宇司(いわもと・たかし)氏が作り出す簡潔な表現の中に生命観を感じさせる彫刻で、空間を彩ります。立体作品だけでなく、ドローイングや平面作品も合わせてお楽しみください。
2023年10月7日(土)~12月10日(日)
COCONOアートプレイス
観覧料/大人300円、中学生以下無料、障がいのある方150円
開館時間/9:00~17:00
水面に落ちる水滴は波紋や干渉といった複雑な模様を描くように、
二物の出会いは新たな世界を展開する。
海は魚の姿をつくり
空は鳥の姿をつくった
重力を受け止めるために湾曲した背骨は美しく
これら相互の関係の神秘性、偶然性、必然性に思いを馳せながら“素
材に対し、空間に対して何ができるのか” と問いかけることが私の
制作の出発点である。
ワークショップ
『不定形キャンバスをつくる』
正方形や長方形ではない多角形のキャンバスを作ります。お気に入りの布を貼ってファブリックパネルに仕上げることも出来ます。
日時:10月21日(土)14:00~16:00
定員:6名(先着)
参加費:2000円
申し込み:COCONOアートプレイス(0779-64-4848)
アーティストトーク
新作の「旅立つ人」「月船」の解説や、彫刻作品に限らずドローイングや写真などさまざまな方法で表現している理由など制作に至る考えや想いをアーティスト本人が語ります。
日時:11月18日(土)14:00~15:00
参加費:無料(関西文化の日のため、観覧料も無料)
【作家プロフィール】
岩本 宇司(いわもと・たかし)
1957年 福岡県に生まれる
1979年 大阪芸術大学芸術学部美術学科卒業
現 在、立体、平面、フォトグラフ等の造形作家
主な展覧会
1984-86年 ギャラリー白 / 大阪
1987,89,91,93年 いづみ画廊 / 福井
1998年 ギャラリーMMG / 東京
2003年「空間地図」 金沢市民芸術村 アート工房 / 石川
2005年「鳥のかたちは空がつくった」ANAP / 東京
2016年「感覚思考作家」王山ギャラリー / 鯖江高校
2021年「東日本大震災供養モニュメント制作」通安寺 / 福井
2021年「多面体感」 美術館喫茶室二ホ / 福井
2016,19.21,23年「光の庭」 ギャラリーサライ / 福井
2017,18,19,23年「光の標本」 インフォームギャラリー / 石川
作品タイトル/制作年
月船 2023年
Troy 02 2023年
Troy 01 2023年
月房 2020年
ヨークとフキコ 2023年
La Strada 2023年